道徳ライブラリ

子どもも先生も楽しい、心揺さぶる道徳を。

3年生 『窓ガラスと魚』学研

⑴内容項目

「正直,誠実」中学年

「過ちは素直に認め,正直に明るい心で生活すること。

 

⑵主題

「正直にすることの大切さ」

 

⑶ねらい

近所のお姉さんが謝りに来た時,自分の過ちを隠している光一の思いについて考えることを通して,正直にいると心がすがすがしくなることに気付き,過ちを犯したときには反省し,謝ったり,正直に伝えたりして改めようとする心情を育てる。

 

⑷授業展開

導入

①失敗して公開してしまったことはありますか?先生はね……

※児童が話しやすいよう,まず,教師の経験談を話す。

追発問

・その時,どんな気持ちだったかな?

(範読)

 

道徳的問題点の把握

②窓ガラスを割ってしまった時,どうしましたか?

追発問

・張り紙を見た時,光一はどう思ったのかな?

 

先行発問

・光一の家に猫が来て,どうしましたか?

 

 

中心発問

③近所のお姉さんが謝りに来た時,光一は,どんなことを思ったでしょう。

追発問

・おじいさんに謝ってボールを返してもらった時,どんな気持ちだったのかな?

 

まとめの発問(テーマ発問)

④正直に話すためには?

追発問

・正直に話すことができると,どんなよいことがありますか?

 

⑸授業のポイント

 中学年の「正直,誠実」では,「正直でいるからこそ,明るい心でのびのびとした生活が実感できること」を感じさせたい。

 具体的には,過ちを犯した主人公が,近所のお姉さんの誠実な行動に触れることで,正直な心をもてることや正直なことができた時の気持ちについて考えさせたい。