⑴内容項目
「感動,畏敬の念」低学年 美しいものに触れ,すがすがしい心をもつこと。
⑵主題
「目の前に広がる美しさのすごさ」
⑶ねらい
自然の美しさを感じたことによって,バイオリンを弾くことにしたころきちの気持ちについて考えることを通して,美しい景色や音色,清らかな心に触れ,感動を感じる心や素直に行動する心情を育てる。
⑷授業展開
導入
①みんなは悲しい時,どうなってしまうかな?
※ころきちが悲しむ場面で共感しやすくするために交流する。
(範読)
道徳的問題点の把握
②森がめちゃめちゃになり,さらに大切な家が無くなった時,
ころきちは,どう思ったのかな?
※色の無い世界になり,何もする気になれない様子を捉えさせたい。
先行発問
ころきちは,春,夏,秋にそれぞれ何を見て,どんなことを感じたの?
※たんぽぽ,草原,青空,(蝉の鳴き声),夕日,紅葉を写真で提示し,簡単に捉えられるようにする。
中心発問
③ころきちは,どんなことを思いながらバイオリンを弾いたのかな?
追発問
・どうして,バイオリンを弾こうと思ったの?
・何のためにバイオリンを弾いているのかな?
まとめの発問(テーマ発問)
④きれいな景色(や音色)を見ると,人はどうなるでしょうか?
追発問
・どう感じる?
・どんな気持ち?
・どう変わるかな?
⑸授業のポイント
低学年の「感動,畏敬の念」では,自然が単に「きれいだな」というだけでなく,爽快さを感じ,気持ちが改められ,背筋を伸ばされるような「すがすがしさ」という感動に気付かせたい。美しいものは,自分に響いてくるものであり,感動することは,素敵なことであると感じさせたい。